コラム 絵本
小さい子供と一緒のお出かけでは、電車などの乗り物に乗っている間や、お出かけのちょっとした待ち時間でも、お菓子や絵本、お気に入りのおもちゃなど子供の気をひくための準備をしていなかった時は、「うぉ~😢」と大変な思いをします。笑
特に食事のお店の待ち時間だと、お腹もすいてじっとできずに大騒ぎしてしまうこともしばしば…。
しかし、子供がお気に入りのある絵本をお出かけに持っていくようになってからは、何度読んでも新鮮なリアクションで、そして「また読みたい!」とその絵本に夢中になって時間を過ごします。
お出かけ用にもおすすめの本 「たべたのだあれ」
サイズが小さく軽い絵本であるため、かばんに忍ばせてお出かけ先で大活躍する、親子で楽しめる本がこちらです。
五味太郎作「たべたのだあれ」
出版社 文化出版局
発売日 1977年6月
この絵本は「さくらんぼ たべたの だあれ」などの問いかけに、動物や生き物たちの絵のどこかにその答えが隠されているのですが、さすが五味太郎先生!と毎回ほほえんでしまうような絶妙な答えなのです。
答えの隠れ方がなんともチャーミングで、本当は答えがすぐわかる大人の私もなんだか探してしまいたくなる絵本です。
なぜかというと、探す食べ物(さくらんぼ)と食べた動物(ぞうさん)との調和(ぞうさんのしっぽ)が素敵で、この発想すごい!とページをめくるワクワクが常におこるからです。
それは、五味太郎先生の絵本の優しい絵と色合いが引き出す、魅力や吸引力だと思います。
そして、読み聞かせというより一緒に読む感覚で楽しめることがお気に入りのポイントです。
また、毎回一生懸命に探す息子にもほほえましい気持ちになります。
*以下の記事では、五味太郎先生の絵で遊べる カードゲーム も紹介しています♪
こちらもおすすめ 「かくしたのだあれ」
同じ探す絵本シリーズで「かくしたのだあれ」という絵本も息子は大好きです。
五味太郎作「かくしたのだあれ」
出版社 文化出版局
発売日 1977年6月
この絵本も「てぶくろ かくしたの だあれ」などの問いかけに、動物や生き物たちの絵のどこかにその答えが隠されています。
(てぶくろは、なんとにわとりがとさかに隠していた!)
繰り返し読むうちにだんだんと息子が「ここだよ!」と得意げに私に教えてくれるようになったりと、親子でコミュニケーションがとれるお気に入りの絵本になりました。
子供が何度も読みたくなる、 親子で一緒に遊ぶ、 子供の成長を感じる
そんな魅力が詰まった絵本です。